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腱鞘炎
腱鞘炎と言う言葉を知っている方はとても多いと思います。
回りにも腱鞘炎になったことがある人が結構いるのではないでしょうか。
さて、腱鞘炎の腱鞘とはなんでしょうか。 それは、文字の通り「腱を包んでいる鞘」で、腱が摩擦を起こさないように腱のまわりを滑液(滑らかにする液)で包んでいるものです。
腱とは、一番分かりやすいのはアキレス腱で、触ると筋肉よりかたく感じる部分です。
「腱」はアキレス腱しかないわけではなく、体中の筋肉の先の方は「腱」と言う形になって骨にしっかり付いていきます。
そして、筋肉の収縮によって動く腱と関節部との組織の摩擦を滑らかな液を出して包んでいるのが腱鞘。
その腱鞘が炎症を起こした状態を「腱鞘炎」というのです。
そんな「腱鞘」がどうして炎症を起こすのでしょうか。 それは、腕の筋肉が硬縮状態になっている、つまり伸び縮みができにくい硬い状態になっているのに動かし続けると、動かすたびに腱が腱鞘の内側から強い圧力をかけて動くため 次第に炎症が起きてくるのではないかと考えられるのです。
ですから、手を動かすことが多い仕事の人がなりやすいのです。 私の経験では、こういう方は大抵首の張りや肩こりを持っています。その結果頚椎に曲がりが出ていたり、胸郭にゆがみがあったりします。ですから、腕の硬い筋肉だけを一生懸命柔らかくするだけでは、思うような結果が得られません。
首も肩も背中も腕も全部治療してはじめて、早く良い状態になるのです。 またテニス肘や野球肘も似たような状態だと考えられます。
肘も手首と同じように、激しく伸ばしたり、縮めたりする場所だからです。そして、同じように首、肩、背中、腕と施術することで痛みが取れてきます。
2004年10月
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