神経痛の主なものとして、坐骨神経痛、肋間神経痛、三叉神経痛、後頭神経痛が上げられます。
「えっ。整体で神経痛が治るんですか?」とよく驚かれます。
松本整体の考え方は、神経痛もやはり、頭蓋骨や骨盤の歪み、背骨の曲がりが大きな影響を与えているということです。
坐骨神経は、腰椎(腰の骨)と仙骨(お尻の真ん中にある骨)及び骨盤の歪みが痛みを作っている原因になっていますし、肋間神経痛は胸骨の曲がりを整えると痛みが消えてきます。 また、三叉神経痛や後頭神経痛は頭蓋骨の歪みとその下の頚椎がとても関係があります。 何回も説明していますので、このホームページを読んで下さっている方ならもう想像がつくと思います。
頭蓋骨につながる筋肉は、顔や首や肩のほうから頭についています。頭の筋肉が頭にだけについていたら、頭は首から離れてしまいます。
ですから当然顔や首や肩だけでなく、胸からも、背中からも、筋肉が頭までのびているのです。
いろいろな場所から筋肉が張り巡らされて、細い首の骨の先に不安定に乗っかっている頭蓋骨を支えています。ですから、これらの筋肉の弾力性が不均衡になってしまったら、その上に乗っている頭蓋骨だけ水平に正しい形で収まることはできなくなるはずです。
骨盤も同じです。骨というのは、筋肉によって大きく左右されてしまうものなのです。
ですから、それぞれ硬縮してしまっている筋肉を手当てしてあげることで、症状は大きく改善されてきます。
このように書くと、筋肉の硬さをとれば、即良くなるとお思いかもしれません。
でも、長年かかって出来上がっている筋肉の硬さは、なかなか取れませんし、ほぐれても、元の硬さに戻ろうとします。
ですから、良い状態に何回か修正しなければなりません。何回か修正しているうちに、良い状態に収まってきます。そうなったら今度は硬くならないようにそれぞれが努力をしていく必要があります。体操で筋肉に柔軟性をつけたり筋力をつけたりと、それなりの努力をすることで健康な体が保てるのです。
何も努力しないで、一生健康でいられる人は本当に幸運な一握りの人だけです。
