「膝の痛み」

一口に膝の痛みといいますが、膝が痛くなるにも色々な症状があります。
たいていの方は下記の症状があるとお医者さんに行きます。
膝が痛くて曲げられない。
歩くと痛みが出て辛い。
膝は曲げられるが膝の後ろに何か挟まっているような感じがある。
膝に腫れがあり、痛くないほうに比べて膨らんでいる。目で見て判りにくくても ちょっと曲げると膝がテカテカにひかるので分かる場合もあります。
膝に熱がある。手のひらで触ると少し熱く感じるか、少しピンク色になっている。
階段の上り下りが辛い。
そして、まずレントゲン撮影をしてもらい、骨に異常が無いかどうか調べます。
骨に異常が無く膝に水がたまってしまっていれば、それを抜けば痛みはかなり楽になります。
骨が既に変形してしまっていれば、とりあえず痛み止めなどで様子を見て、効果が無いようであれば、手術等、外科的な処置も考えます。
そこまでいってしまった方の治療はお医者様にお任せするとして、
「まだ手術は必要でない。」と言われたけれど、とても痛みが強い方、
水はたまっているができるだけ水を抜かずに治したい方。
「年だからこのくらいは仕方が無い。鎮痛剤を飲みながら付き合っていくしかない。」
と言われた方。
まだ40代の方が、こう言われてとてもショックだったと話してくださったことがありました。
たとえ70代、80代の方でも、この先、ず~とこの痛みとお付き合いしていかなければならないと思ったら、憂鬱になります。

でもこの段階で、「お医者様がそうおっしゃるんなら仕方ない。」と素直にあきらめる方が結構います。でもあきらめたくない方もたくさんいらっしゃると思います。
そういう方に私がいつも言うことは、「あきらめた時点から、それ以上よくなりません。少しでも良くなるよう色々努力し、あきらめずに頑張った人が、今の状態より良くなるチャンスがあります。」
治す方法は西洋医学的なものばかりではありません。

今は色々な方法があるのです。 それでは松本整体の場合をお話します。 松本整体では、こういう方たちの膝を痛くしている原因を探し出します。膝に関係している筋肉の状態を調べるのです。
先ずほとんどの方は大腿四頭筋が硬く弾力の無い状態になっています。その他にも、縫工筋。内転筋。前後の脛骨筋や腓骨筋。大腿の後側の大腿二頭筋。半腱、半膜様筋。

また下腿では下腿三頭筋。等々膝の周りに付いているたくさんの筋肉の状態を調べます。その他にも、お尻の筋肉。腰の筋肉。足の筋肉も調べます。
そして、膝を痛くしている原因の筋肉に弾力をつけて、伸び縮みのしやすい状態にします。
きちんと悪いことをしている筋肉をいい状態にすれば、水のたまって膨らんでいた膝は、元の膝に戻り始めますし、熱を持っていた部分は熱が取れてきます。

腫れてツヤツヤしていた膝も普通のしわが戻ってきます。体は良くなりたがっているのですが、悪さをしている筋肉のおかげで、良くなれないでいるのです。

ですから、悪さの原因を取り去ってあげることが、膝の状態を改善してあげられるのです。
また、軽い膝の痛みの場合は、大腿四頭筋を鍛えることで改善されることもあります。 とりあえず、悪い状態の筋肉を良い状態にしたら、次はまた痛みが出ないように予防をしなければなりません。

それは、筋力をつけることと筋肉の弾力性を保つことです。 何もせずに一生健康でいられる人はほんの一握りの人で、大部分の人は健康で過ごせるための努力が必要です。

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