「生理痛」

前々回のコラムで仙骨と骨盤内臓器について書きました。 この中の骨盤内臓器の中に子宮があります。 ですから、生理痛や生理不順も仙骨の歪みや曲がりによって影響されてきます。 生理痛や生理不順で悩んでいる女性はとっても多いです。
しかし、若い女性はお医者さんに相談することをためらいます。 お産もしていないのに、婦人科に行くことに抵抗を感じるからです。 しかし、私のところに来院してくる若い女性の中で、生理中は正常な生活を維持できないくらいひどい人が大勢います。

生理痛は若い女性の80%にあるといわれています。 下腹部痛、腰痛、頭痛が出るくらいならまだましで、めまいを起こしてしまう人、痛みがひどくて立っていられないし、まして外出なんてとんでもなくて、ひたすら薬を飲んで寝ている人、痛みがひどくて吐き気まで出てくる人等、大変な症状が出てとても苦しい生活を強いられている月経困難症の人が結構います。これが毎月のことですから、本人にとっては毎月やってくる生理は地獄です。 お医者さんで痛み止めをいただいて長年飲んでいる人も大勢います。

しかし月経困難症の中には、子宮や卵巣に異常がある人もいますので、取りあえずは勇気を出して婦人科に相談することをお勧めします。しかし、婦人科に行っても器質的にも機能性においても異常は無い場合は、来院してください。かなりひどい生理痛でも(例えば、めまいが起きる、寝込む、吐き気が出る。通常の生活ができない。等)改善されます。
憂鬱な生理痛から解放されることも夢ではないのです。 ただし、人により骨盤の歪みの程度、骨盤を取り巻く筋肉の状態、年齢等により、改善される期間は皆違います。1~3ヶ月で大丈夫になる人や、一年もかかる人もいます。 しかし、最後まであきらめないことです。
少しずつ軽くなっていく事で変化が判ります。

生理痛だけではなく、頭痛も腰痛も、その他色々な病気も最後まであきらめず、良くなることを信じて治療をする事が最良の方法です。

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