めまいとか頭痛は脳に関係のある症状のこともあります。先ずきちんと病院で検査をする事をお勧めします。
しかし、整体的な施術の範囲のことも多いのです。
ここで言うめまいや頭痛は、病院で検査した結果、悪い所が出なかった物を扱います。
慢性の頭痛、お天気の変わり目に出る頭痛、痛くは無いけれど重い。ムチウチの後遺症、首から頭にかけての痛み等、頭痛にも色々あります。
めまいにも、動作のはじめに出るめまい、立っていて突然ぐるぐる回りだすめまい、寝ていて感じるめまい等、これもいろいろあります。
しかし、これらは全部、胸郭がゆがみ、頚椎が曲がり、頭蓋骨が水平に正しく乗っていないばかりか、歪みが出ているという状態があります。
人間の体はとても微妙なことに左右されます。「これっぱかりのことでそんなふうになるんですか?」と思われる、その「これっぱかし」のことが体に大きく影響するのです。
もちろん個人差はあって、「こんなに曲がっていてもなんとも無いんですか?」と思わず聞いてしまうような方もたまにはいますし、「たったこれだけのことなのに、こんなに辛い思いをしてしまって。」と思う人もいます。
でも、現実に辛い症状が出ているのですから、なんとかしなくてはなりません。 鏡を見てください。
肩は左右同じ線にありますか? どちらかが下がっていたりしませんか?
首はまっすぐですか? 小首をかしげていませんか?
「そういえば写真をみるといつも首を同じ方向に傾けている。」という人いませんか?
耳の位置は左右同じですか?
目は?
口の両端の位置は同じですか? どちらかが上がっていたりしませんか?
首を前後、左右、回旋、と動かしてみて、皆同じように動かせますか? どこかにツッパリを感じませんか?
意外に全部〇の人は少ないかもしれません。
これらのポイントにチェックを入れながら、筋肉の手入れをし、胸郭の歪み、頚椎の曲がり、頭蓋骨の調整をすることで、頭痛やめまいは治まってきます。
ついでですので、自分で検査できるからだの歪みの発見の仕方をお教えします。
上記に書き出したものの他に、 胸の乳首の位置が左右同じかどうか。腰のくびれが左右同じカーブを描いているかどうか。骨盤の上の方のちょっと出っ張った左右にある骨(上前腸骨棘)が左右同じ場所にあるかどうか。
足の長さはどうか。仰向けに寝た時、足が左右同じ角度で開いているかどうか等。 ちょっと注意してみると、意外に自分の体がパーフェクトでないことがお解りだと思います。
「めまい・頭痛」