「足がむくむ」

足が重い原因の一つに、やはり腰椎からの影響があります。
腰から出て行く脊髄神経は、腰から足にかけてを支配する神経です。そのため腰が悪いと、足が上がりにくくなったり、歩幅が狭くなったり、階段が辛くなったりします。
そしてつま先もきちんと上がらないため、ちょっとしたものにつまずいて、転んだりします。
骨が脆くなっている人は、つまずいて転ぶことは命取りにもなりかねません。

「足が重いくらいで治療なんて。」などと思わず、積極的に治すよう心がけましょう。
足が軽くなると、動くのがとても楽になり、生活が積極的になります。
また考え方も明るく前向きになります。歩くことが、こんなに何気なくできることだったんだと改めて実感します。 足の付け根の前側が歩行時に痛い人も同じです。
腰と股関節と大腿の筋肉を整えることで痛みが消えます。

また、足のむくみのひどい方がいます。指で押すと跡が付く位むくんでいる人から、みためにはわからないけれど、治療が終わって靴を履くとき(特にロングブーツの時)足がすっと入るのでびっくりする方もいます。
指で押すと跡が付くくらいのむくみは、内科的、外科的な原因もあるので、気をつけなければいけませんが、それらに異常が無い場合は、足の血液の循環が良くなるように低周波で弾力をつける事をします。
その後、腰から足にかけて、他動運動や必要ならマッサージなどもすることで、指跡が付くくらいのむくみでも、次第に弾力のある良い状態に変化します。
筋肉に弾力が出ると、押しても指跡なんか付かなくなりますし、本人は足が軽くなって歩くのがとても楽になります。
足が棒のように硬くなっている人も足が重く感じます。そして冷え性の人に、棒のような足の人が多いです。こういう人も、腰から下の施術を積極的にすることで靴下を三枚くらいはかなければ眠れなかった人も、気がついたら靴下をはかなくなったというようになります。
足の冷えだけでなく、体全体の冷えについては、「冷え性」のコラムをお読みください。

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