「喘息(No.2)」

喘息は本当に辛いものです。出来る事なら早く開放されたいと思っている喘息の方が大勢いらっしゃると思います。 発作が出ている患者さんの姿は本当に痛々しいものがあります。

喘息をした事の無い方でも、風邪で咳が激しいときは、眠れないし、食欲は無くなるし、体が痛くなるし、辛い体験をなさったと思います。
喘息の咳は風邪の咳とちょっとちがって、更に呼吸がしにくくなるのですから、 もっと苦しいのです。

それがしょっちゅう出て、何時終わるかも解らない、何時出るか判らないという不安を抱きながらの日々は大変です。

松本整体の患者さんの体験記に三鷹市のO.Rさんが御自分の体験を書いてくださいましたが、せめて薬が効けば助かるのですが、なかなかそうも行かない人達がいらっしゃいます。

喘息の患者さんの場合、特に胸椎(胸の背骨)に注意をしなければいけません。
この辺の背骨に曲がりが出やすく、背骨を取り囲む筋肉は板のようになっています。それこそ、がっちりと板状になっています。

肩こりだってあります。首も張っています。一度柔らかくしても、すぐに元に戻ってしまいます。この状態を「本当は、こっちの状態の方が正常なんですよ。こっちの状態に戻ってくださいね。」と筋肉にお願いしながら、根気よくほぐし、少しずつ板の状態をふっくら状態にしていきますと、背骨はだんだん変化して、曲がりが減ってきます。

胸椎が整ってくると、発作が出にくくなり、呼吸も楽になります。
体というのは本当に不思議で、自分で良い状態になろうとする力があるのです。その力を引き出して、健康な体になれる手助けをするのが私達の仕事です。

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