かれこれ10年ほど前、テニスで左足首のくるぶしをくじきました。
スポーツ整形外科で治療し、一年間はテニスを止めて静かに過ごしていましたが、また始めました。
楽しく走り回っていたら、左足首のくるぶしが変形し始めていました。
一度に変形したのではなく少しずつだったので、気がつくのが遅れてしまいました。
大学病院の整形外科で診察していただいたら、「歩けなくなったら関節固定をしよう。」という診断でした。
関節固定をしたら、歩行困難になるだろうという不安が頭の中に大きく広がりました。
そして足に負担の軽いプールに通いだしました。でも家事や用事で外出するので、足への負担は今度は少しずつ反対の右足にかかってしました。
その少しずつがかなり重くなり、左足の変形ばかりでなく、右足のくるぶしも変形しだし、痛みも出てきて、気持ちが落ち込むようになりました。その時、プールでお会いした水谷さんが、ご自分も通っていらっしゃる久保田先生の治療室を紹介してくださいました。
早速久我山の整体の治療室へ通うことにしました。整体の治療は初めてで、とっても緊張していましたが、先生は優しい笑顔で迎えてくださり、その不安は払拭されました。
その日の治療が終わったときに、「あっ。何かが変わった。」と解りました。
身体全体が軽くなり、気持ちが暖かくなりました。
何回か治療していただいているうちに、帰りの駅の階段の上り下りがとっても楽になり、以前は手摺りにつかまらないと怖くて階段の上り下りができなかったのに、手摺りも持たずにいました。
そしてプールのお友達やコーチに、「姿勢が良くなったよ。」と言われ、うれしくなりました。
行動範囲も広がり、治療前はちょこちょこの歩幅で、人に追い抜かれて悲しかったのですが、歩幅も人並みになり、時々気がついたら人を追い越して歩いていました。
六月から通って半年。こんなに早く歩けるようになり「なんて楽しい事だろう。」と明るい前向きの気持ちです。
これからも先生お世話になります。
